突然ですが、あなたに脆弱性はありますか?
パスワードを使いまわしている…とかそんなんではなくて。
あなたの生命が脅かされかねない
あなたの身体の脆弱性のことです。
僕にはあります。
鶏卵アレルギーです。
もし、あなたが僕をこの世から消したいと思ったら…
バレンタインとかで、
卵をたっぷり忍ばせたスイーツをプレゼントすれば簡単です。(やめてね)
特別にナイフや毒を用意する必要がありません。
脆弱だな~
さらに、この脆弱性にはパッチが当てられません。
あなたは、いつでもこの脆弱性を攻撃することができます!((やめてね))
僕のその他の脆弱性はこちらから確認できます。
卵を食べるとどうなるの?
食物アレルギーだと言うと、「エピペン」を持っているの?と
よく聞かれます。僕の場合は持っていません。
ひとことに「アレルギー」といっても色んな症状の人がいます。
食べてすぐ症状が出る人もいれば、運動をすることで症状が出る人もいます。
この記事では、僕の場合を述べていきます。
医学的な根拠があって述べてるわけではなく、僕の感覚が大いに含まれているので注意してください。
僕の場合、卵を食べるとすぐに舌がピリピリします。
次にのどに違和感が出てきて、だんだんおなかが痛くなっていきます。
お腹が痛いときは、横になっていても辛いです。
緊急時に飲む薬があるので、これを飲むと数時間で治ります。
(薬を飲んだとしても、数時間は苦しい状態が続きます)
「卵を食べると症状が出る」といいましたが、
実際はある一定以上の量を食べると症状が出ます。
しきい値があるわけですね。
ただ、このしきい値がどこにあるのか、
僕もあんまりよくわかっていません。
症状が出るか出ないかのしきい値とは別に、症状の重さというのもあります。
しきい値を超えてすぐの量では、舌がピリピリするだけで症状が終わりますが
たくさん食べてしまえば、症状は重くなります。
僕の身体は卵チェッカーです。
みんなはきっと感じないであろう「卵の味」がします。
卵とかくれんぼ
ここからが今日の本題です。
日常生活には卵がいっぱい潜んでいます。
なぜなら、卵は超万能だから。
あなたのお母さんが作ってくれるお弁当を想像してみてください。
そこには、玉子焼きや揚げ物が入っていませんか?

揚げ物の衣には卵が使われているし、卵焼きなんて the 卵 です。
卵料理は手軽に作れます。
それから、つなぎに非常に便利です。(かさ増しにも便利です)
これらが卵が多くの場面で使われる理由の一つです。
市販のお弁当にも玉子焼きなどが入っています。
玉子焼きが入っているだけなら友達などに食べてもらえばよいのですが、
タルタルソースみたいに他の料理にも被害が及ぶタイプだと、そのお弁当を食べられません。
(タルタルソースには卵が入っています)
次に、某室の方が好まれるBASE BREADのような完全食はどうでしょう?
カロリーメイトとかも想像してみてください。
卵は栄養豊富なので、もちろんたくさん使われています。
僕が大好きな海鮮丼。
玉子焼きや錦糸卵がよく入っています。
海鮮丼は海鮮だけがのってるべきだろ!と思います。
でも、それだけじゃないです。
実は海鮮丼に乗っている「まぐろたたき」などにも卵が入っていることがあります。
スーパーとかで売っているおにぎりとかもそうです。

これはもう、なんで?って感じがします。
調べたところ、食品添加物に鶏卵成分を使っているものがあるんだとか。
あとは、味付けとか つや出しとかのためにも鶏卵が使われることがあるそうです。
こんな感じで、たまごは本当にいろんなところに隠れているんです。
ここまでに紹介した以外にも、
調味料(マヨネーズ、ドレッシング)、生地(クレープ、クッキー、たこ焼き、お好み焼き、いい感じのまんじゅう)、麺(そば、パスタ、ラーメン)、パン、バニラアイス、ハムなどなど。
皆さんも生活の中で探してみてください。ほんっとうにたくさんいます。
落とし穴
さて、少し話が脱線します。
「たまごボーロ」ってお菓子知ってますか?

これ。たまご形をしているお菓子です。
ある日の車の中、1個下のいとこがたまごボーロを食べていました。
僕はそれが食べてみたかった。
たまごボーロは、見た目的に何となく卵が入ってなさそう。
行けそうだと思いました。
ここで、名前に「たまご」って入ってるだろ!っていうツッコミが来るかもしれませんが、
僕はお菓子の形からきたネーミングだと思っていました。だから、行けそうだと思いました。
でも、食べてみたらダメだった。
どうやら「たまごボーロ」は
たまご形をした たまごをふんだんに使ったお菓子だったみたいです。
完全に不意打ちでした。
ほかにも卵が意外なところに隠れているケースはあります。
例えば、「ねるねるねるね」には卵が使われています。果たして、どこに?という感じです。
ちなみに、「たけのこの里」にも卵が使われています。
「きのこの山」には使われていません。
だから、僕はきのこ派です。きのこの方がいいに決まっています。
アレルギー表示とかくれんぼ
原材料表示とアレルギー表示は
それを食べるか食べないか判断するための重要な情報です。
加工食品には、表示が義務付けられていますが、実際のところ表示の親切さはまちまちです。
例えば、お菓子の個包装にはアレルギー表示がなかったりします…。
飲食店では、アレルギー表示がされていないことも多くあります。
広く展開しているお店ではアレルギー表などが整備されているところが多いですが、
(大企業が運営する店であっても)小さいお店ではアレルギーに関する情報が極端に少ないことが多いです。
店員さんに聞いても、料理に卵が入っているかどうかさえ分からないこともあります。
クリスマスの時期によく見るバイキングやビュッフェも
アレルギー表示がないことが多いです。してほしい。
パンの自販機はご存じですか?僕の母校にはありました。
あれも、パンのアレルギー表示が見えない。
これは某生協食堂のメニュー表示です。
ここでもアレルギー表示は隠れています。

本当に良くない。声を大にして言います。
アレルギー表示はちゃんと
見えるようにしてください!!
結局、かくれんぼ
さっきの問題が解決されて、アレルギー表示が見えたとします。
それだけでその料理を食べるか食べないか決まるわけではありません。
どこに卵が入ってるんだ?ってことになります。
○○セットとか○○パフェとか○○パスタとか。
どんなに店員さんに聞いても、どんなに表示を見てもどこに入っているか分からないことがあります。
例えば、シーフードがたくさんのっている「なんとかクリームパスタ」ってのがあるとします。
僕は海鮮が大好きだから食べたい。でも、この料理のアレルギー表示には卵が含まれています。
こういう時に、
パスタの麺には卵が使われていそうだけど
クリームの方はどうなんだろう?みたいなことにになります。
ちなみに、マクドナルドでは「ソースの部分に卵が入っている」などアレルギー関連の情報が細かく提供されていて、
クルーさんに言えばその材料を抜いた商品を提供してくれます!
(たまにその材料が入った状態で出てくるがそれはまた別の話…)
しきい値との戦い
ここまで、僕の拙い文章にお付き合いいただきありがとうございます。
ここまで読んできた皆さんは
卵アレルギーきつすぎないか?と思っているかもしれません。
たしかに辛いのかもしれませんが、僕はそこまで辛くありません。
なぜなら、僕は物心がついたころには既に卵アレルギーだったからです。
卵がない生活が当たり前だし、卵の美味しさを知りません。
そして、もう一つの理由は
僕は常にすべての卵を避け続けているわけではないから。
実は、しきい値に達さない範囲で卵を摂取しています。
例えば、この記事を執筆してるいまだって
サイゼでパスタを食べています。

サイゼリヤのホームページにあるアレルギー表示によると、このパスタには卵が入っています。
おそらく麺に入っているのでしょう。でも、食べられます。おいしいです。
じゃあ、僕はどの程度のものまで食べられるのか?
このしきい値の具合が難しいです。本当によくわからない。
例えば、市販の菓子パンは食べられるけど、パン屋さんの手作りパンは食べられない。
プリンは基本的に食べられないけど、プッチンプリンは食べられる。
さっき例に挙げた麺や揚げ物、まぐろたたきなど
卵が使われていても、量が少なければ食べられる。
この具合は感覚でしかないし、日々探り続けています。
傾向があるとすれば、
市販品よりも手作りなどの方が使われている卵の量が多いとか
安い食料品と高いスイーツは卵を使いがちとか。
普段から、
「原材料表示をみると最後のカッコの部分以外に鶏卵らしいことが書いてないから行けるだろう」とか
「スパゲッティーの麺に入っているだけなら行けるかな」とか
そんなことをしています。
行けるか行けないかは製品ごとによるから
ここから先は完全にギャンブルです。
常にサバイバル。
ちなみに、ついこの間もギャンブルをしました。
横浜で買った月餅。卵が入っているらしいけど食べてみました。
意外といけました。おいしかった。

最も困るのは僕じゃない
最後に、僕のアレルギーで最も困るのは僕ではないという話をして、この記事を終わりにします。
ズバリ、最も困るのは僕の周りにいる皆さんです。
僕を含めて一緒にご飯を食べに行くとなれば、
僕(のアレルギー)に気を使ってお店を調整しなければなりません。
もちろん旅先でも同じです。
お店では、店員さんに含まれているアレルギー成分について調べていただいたり、除去対応をしていただいたり…
セキュキャンなど食事を用意していただけるイベントに参加する時は、スタッフの方々がわざわざアレルギー対応までしてくださります。
そして、みんなを最も困らせるのは、お土産やプレゼントです。
各地で販売されているお土産のほとんどには卵が入っています。
おそらく、卵を使った製品は大量生産に向いていて安く作れるからでしょう。
(それに、多分おいしくて無難なんだと思います)
そんな中で、
僕(のアレルギー)に気を使って、卵なしのお菓子を特別に用意してくれたり、部活とかで配る箱菓子にそもそも卵を使っていないお菓子を選んでくれたりします。
旅先でまで、僕のことを考えさせてしまってごめんなさいという気持ちもありつつとても嬉しい気持ちになります。
これらに限らず、
僕の鶏卵アレルギーを気遣っていただいている皆さん
いつも本当にありがとうございます。
今日は、僕の卵アレルギーについて色々と自由に書いてみました。
卵アレルギーに関するエピソードはまだまだたくさんあるのですが、今日はこの辺で。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

